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2024年10月14日 18時48分

衆院選15日公示 県内は9人が立候補を表明 選挙戦の構図は?

今回の衆議院選挙、県内では3つの小選挙区にあわせて9人が立候補を表明しています。

宮崎1区は宮崎市と国富町、綾町、14日時点での有権者数は35万428人です。宮崎1区には、1つの議席をめぐり4人が立候補する見通しです。立憲民主党は前職の渡辺創氏が再選を目指し、自民党は九州比例区・前職の武井俊輔氏が選挙区での復活当選を目指します。与野党対決、激しい戦いとなりそうです。元参議院議員で日本維新の会の外山斎氏は政治の信頼回復を訴え、支持の拡大を目指します。参政党の新人・滋井祐香氏は、今の社会を変えるには女性の力が必要と選挙戦に挑みます。

宮崎2区は、延岡市、日向市、西都市など16の市町村で、有権者数は26万2335人です。宮崎2区には1つの議席に対し、3人が立候補する予定です。自民党の前職で元農林水産大臣の江藤拓氏は8期目を目指す戦いです。これに国民民主党九州比例区・前職の長友慎治氏が挑みます。宮崎2区で前職どうしの戦いとなるのは2012年以来です。共産党は新人の白江好友氏が立候補する予定です。白江氏は2022年の参院選に続く国政選挙への挑戦です。

宮崎3区は都城市、日南市、小林市、串間市、えびの市など7つの市と町で有権者数は26万6480人です。宮崎3区には2人が立候補する予定で1つの議席を争います。自民党前職で8期目を目指す元法務大臣の古川禎久氏は自民党に逆風が吹く中、政治の原点に戻る選挙ととらえています。共産党は、新人の新村初代氏を擁立。8期目を目指す古川氏に挑みます。

今回は、石破政権発足直後の衆議院選挙です。朝日新聞の元政治部長林尚行さんは衆院選のポイントを次のように見ています。

(朝日新聞・林尚行GE補佐)
「これまでの3年間の政治を有権者としてどう評価し、これから任期は最大で4年間あるので、4年間の任期をどういう人たちにどういう政党に働いてもらいたいか一票投じる選挙になる。裏金問題は国民はまだ怒っていると思います。特に都市部の有権者は意外と政治とカネの問題に対してシビアに見ていると肌感覚で見ているので、そういう意味では政治とカネの問題、特に裏金問題は実は響いてくると思っています」

UMKアプリで今月9日からアンケートをしたところ最も取り組んでほしい政策・課題は物価高対策・賃上げ、次いで政治とカネの問題でした。

10月11日(金)

10月10日(木)

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