ＳＮＳ型投資詐欺を未然に防いだ銀行員に宮崎南警察署から感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのは、宮崎銀行南宮崎支店の矢野暁寛さんと河野美樹さんです。9月、銀行の窓口で80代の男性から振込手続きについて尋ねられた河野さん。男性から詳しく話を聞いたところ、ＳＮＳで知り合った人物から投資の資金として150万円を振り込むよう指示されていたことなどから詐欺を疑い、上司の矢野さんに報告しました。そして、矢野さんが詐欺の可能性があることを男性に説明し、警察に通報して、被害を未然に防ぎました。

（宮崎銀行南宮崎支店・河野美樹さん）
「受取人の名前が明確ではなかったので、聞き取りを丁寧にしていくなかで、怪しいなというのを感じました」

警察によりますと、県内でのＳＮＳ型投資詐欺の被害は、今年1月から9月までに42件あり、被害額はおよそ4億8700万円にのぼるということです。