NOW ON AIR !

番組表
HOME ニュース

2024年10月23日 18時51分

【中継】フェンスとコンクリートの壁ごと住宅に覆いかぶさる 日没後も捜索続く土砂崩れ現場

22日、宮崎県内では、平野部を中心に記録的な大雨が降りました。各地で住宅の浸水や土砂崩れなどが相次ぎ、2人が行方不明となっています。行方不明者の捜索が続く延岡市から中継です。

(オカファーエニス豪アナウンサー)
土砂崩れがあった延岡市浦城町から中継でお伝えします。日が沈んだ現在も、照明を焚いて行方不明者の捜索活動が続いています。

警察などによりますと、23日午前0時半ごろ、延岡市浦城町の民家の裏山が、高さ20m、幅80mにわたって崩れ、木造平屋建ての住宅が土砂に埋もれました。

住宅には夫婦2人が暮らしていて、自宅で就寝していた妻の三輪弘美さん(56)と連絡が取れていないということです。当時の状況について、近くに住む人に話を聞きました。

(近所の住民)
「旦那さんが、家が潰れてるって言いに来たんですよ。全然見えなくって声かけたんだけど、早く見つかってほしい、見つけてあげてほしいと思います。ゆうべから声をかけているから、早く見つかってほしい、生きてたらなと思います。」

災害発生から現在およそ18時間が経過しています。現在は、民家と、その裏の崖を隔てていたコンクリートの壁、そして、フェンスとコンクリートの壁が住宅の上に覆いかぶさってしまっているということで、その撤去作業も含めて慎重な捜索活動が続いています。

自衛隊、そして消防、さらに警察の懸命な捜索活動が今も続いています。現場から中継でお伝えしました。

(児玉キャスター)
私も現場に行ってきたんですけが、土砂災害の威力、怖さというのを非常に感じました。こちらは、土砂崩れが発生する前の現地の様子です。真ん中にある平屋の建物が三輪さんの住宅です。

住宅の後ろには、この土砂災害防止用のコンクリートの壁があるのか確認できますが、今回の土砂崩れは、このコンクリートの壁ごと破壊し、住宅を押しつぶしたとみられます。

10月25日(金)

10月24日(木)

10月23日(水)

10月22日(火)

10月21日(月)

Top