22日の記録的大雨では、浸水被害も相次ぎました。

日南市東弁分にある市民吹奏楽団の練習場は、22日の大雨で床上浸水し、23日朝、楽団員などが泥水をかき出し、楽器を洗う作業に追われていました。

（指揮者　福田浩樹さん）
「22日は駆けつけようと思っても、道路がいたるところで冠水していて、夜8時くらいにやっと水が引いたので、それから夜駆けつけて、作業できる人を団員で募って、23日おおがかりな掃除になった。楽団が2006年に立ち上がって、台風がこようがなにしようがこんなことは無かったんですけど、初めてこうなりました。」

日南市風田の太陽農園では、スイートピーを育てる45アールのハウスが40センチほど浸水しました。

（太陽農園　野崎智光代表）
「22日の雨はデータを取っているんですけど、4時間で250ミリという記録が出ていたので相当な量だったと思います。今まで経験したことのなかった雨だった」

9月初旬に苗を植えたばかりでした。

（太陽農園　野崎智光代表）
「早く水を抜いて酸素を入れてやらないと、酸欠状態になってダメになってしまうかもしれないので急いで水抜きをやっている。何度か今までに経験している中で、復活させているので最後まであきらめずにがんばりたい。」