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2024年12月16日 18時48分

延岡市消防本部 テレビ電話を活用 映像通報システムを導入

宮崎県延岡市では、119番通報があった際に現場の状況を把握するためにテレビ電話を使うシステムが導入され、16日から運用が始まりました。

この映像通報システムでは、通報者のスマートフォンと、消防本部の専用パソコンをテレビ電話でつなぎます。
消防は、傷病者の状況を詳しく把握し、通報者に心肺蘇生法などの手本映像を送ることができます。

通報者は、はじめに電話などで消防に通報し、情報を確認した消防が必要と判断した場合はショートメッセージでテレビ電話のURLを通報者に送ります。

(通信指令の担当者)
「救急車はそちらに向かっていますので安心してください。カメラでお父さんの様子を私たちに見せていただくシステムです。」

通報者はそのURLからテレビ電話につなぎ、消防の指示のもと、傷病者や周囲の状況を伝え、手本となる映像を見ながら救命活動にあたります。

(延岡市消防本部通信指令課 吉住誠司 課長)
「そんなに難しいものではないので、しっかりと言われたとおりに携帯を開いてもらってURLを開く、通報してもらう、(位置情報やカメラアクセスなど)すべてをオンにすることで映像通報システムが始まって、しかもデモ映像を流せますので。」

テレビ電話による映像通報システムは、土日や祝日を含め24時間運用されます。

12月16日(月)

12月13日(金)

12月12日(木)

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