17日　宮崎市の市道で横断歩道を渡っていた女性が乗用車にはねられ、死亡する事故がありました。県内では16日から交通事故が相次いでいます。

（児玉泰一郎キャスター）
「けさ女性はこちらの横断歩道を渡っていたところ左側から走ってきた車にはねられたということです」

17日午前7時30分ごろ、宮崎市川原町の市道で、横断歩道を渡っていた宮崎市松山1丁目の無職の70代の女性が走ってきた乗用車にはねられました。

女性は、病院に搬送されましたがその後、死亡が確認されました。

警察はこの事故で乗用車を運転していた宮崎市の男を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。警察の調べに対し男性は「朝日が眩しくて気づくのが遅れた」と容疑を認めていてその後釈放されました。

県内では、16日から交通事故が相次いでいて、16日午後1時ごろ、東九州自動車道延岡ＪＣＴと北川ＩＣ間の大峡トンネル内で、大型トラックと軽乗用車が正面衝突しました。

この事故で軽乗用車に乗っていた門川町の女性が死亡しました。

また、16日午後5時40分ごろ、都城市山之口町の国道269号では、乗用車と大型トラックが正面衝突。
この事故で、乗用車を運転していた、都城市の30代の男性が一時意識不明の重体となりました。
警察によりますと、男性は、意識は回復傾向にあるものの全身を強く打ち腕や足などを骨折する重傷となっています。

県内では16日からの交通事故で、2人が死亡、1人が全身骨折の重傷となっています。

去年12月1カ月間の交通死亡事故は2件でしたが今年はすでに5件発生しています。
県は18日から高齢者死亡事故多発警報を発令して交通事故防止を呼びかけます。