番組表
2025年01月14日 18時43分
【みんなと防災】相次ぐ地震 この時期ならではの備えとは
ここからは、視聴者の皆さんと災害時に命を守る方法を考える「みんなと防災」のコーナーです。
去年8月の地震のあと、災害への備えを見直したという方も多いと思います。
前回の教訓・備えは今回の地震で生かせましたか?
みなさんから寄せられた13日の防災アクションを紹介しながら
次なる災害への備えを一緒に考えましょう。
まず、大きな揺れから身を守るために家具が倒れてこないよう固定。
また、置いている場所は安全か、もう一度確認してみましょう。
延岡市のすいままさんは、「寝室の窓から離れて頭を守った」そうです。
ガラスが割れてケガをしないようにとった対策です。
揺れから身を守り、すぐに避難するためには、出入り口や通路の物、玄関の靴やゴルフバッグなども整理しておくことも大切です。
そして、地震はいつ起きるか分かりません。
避難経路を確認するとともに、家族が別々の場所にいる時に地震が起きたことを想定して、集合場所や連絡手段をあらかじめ話し合ってください。
去年8月の地震の時とは、違う点もあります。
きょうは、3つ覚えてほしいことがあります。
1つ目は「登下校中に注意」
前回は学校が夏休み中でしたが、現在は冬休み明け・授業が再開されています。
特に子供たちが下校する時は、一人になりやすく注意が必要です。
県防災士ネットワークの原口重徳理事長は、帰宅したら家族に電話することの習慣づけや、通学路にあるブロック塀や自動販売機など危険な場所を一緒に確認してほしいと話していました。
また、去年8月は明るい時間帯の地震だった一方、13日は暗い時間に地震が起きました。
懐中電灯の電池が切れていないか確認しておきましょう。
都城市のとの様さんは「携帯を充電MAX」にして過ごしたそうです。
また、8月と違い、この時期は「寒さ」対策も欠かせません。
西都市のまりんさんは「石油ストーブをすぐに消した」ということです。
防災士の原口さんによると、古い石油ストーブには「対震自動消火装置」がついていない可能性があります。装置がついていても寝るときにはストーブを消すなど気を付けて使用してほしいです。
また、避難するときは、火の元を確認してくださいと話していました。
三股町のこめちゃんさんは「上着を手にしたかったですが、とにかく早く外に出なければと薄着のまま家族4人で出てしまった」そうです。
原口さんは、寒い状態でいると体調を崩してしまうので、非常持ち出し袋に毛布やマフラー、手袋、カイロなどもこの時期には追加するよう呼びかけていました。