宮崎県ゆかりのアスリートに今年1年の意気込みを聞く「今年にかける」。15日は、都城市出身、プロ野球・読売ジャイアンツの戸郷翔征投手です。

戸郷翔征投手は、1月4日から母校の聖心ウルスラ学園で自主トレを行っています。自主トレには、「チーム戸郷」として韓国のプロ野球選手を含め、11人が参加。キャッチボールやノックなどで汗を流しています。

（戸郷翔征投手）
「この宮崎で自主トレを始めるということは嬉しいことですし、宮崎の方と交流するのはすごく毎年ありがたいです」

昨シーズンは、ジャイアンツのエースとして自身初の開幕投手を務め、5月には史上89人目となるノーヒットノーランを達成。3年連続で12勝をあげ、チームのリーグ優勝に大きく貢献しました。

（戸郷翔征投手）
「（昨シーズンは）開幕投手から始まり、いろんな挑戦をした年でした。最後、日本一にもなれず、プレミアでも決勝でも負けて悔しいシーズンでしたが、自分の成長を感じられた1年でした」

自主トレには、県外からも多くのファンが駆けつけています。

（ファンは）
「日本一の投手になってもらいたいです。頑張れ戸郷！」
「健康でけがなく頑張ってほしい。成績を上がるように活躍してほしいです」

戸郷投手は、2年連続の開幕投手を目指しています。

（戸郷翔征投手）
「山崎伊織さんも開幕投手したいと言っていますし、僕自身もそんな簡単に渡すわけにはいかないので、そのために自主トレを長くしている。今年は疲労も多少ありますが、開幕投手に向けて順調な調整ができています」

また、親交の深い山本由伸投手が活躍しているメジャーリーグについては。

（戸郷翔征投手）
「日本で成績を残さないことには活躍できないと思いますし、まだまだその夢は遠い未来において、日本で圧倒できるようにもっと練習したいです」

最後に、今シーズンの意気込みと目標を色紙に書いてもらいました。

（戸郷翔征投手）
「今年は何かもっと大きく変えて、今シーズンは挑もうと思っているので、笑顔で終われる年にしたいです。（昨シーズンは）あと1歩届かずだったので、沢村賞の選考をされる方々をあっと言わせるような成績を残せるように頑張りたいです」

戸郷投手は1月26日まで自主トレを続け、2月1日からの宮崎キャンプに臨みます。