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2025年01月20日 16時00分

日南市南郷町に350年続く行事 これからも…奉納米の俵づくり

宮崎県日南市では、350年前から続く奉納米の俵づくりが行われました。
俵を作ったのは、日南市南郷町中央町の住民14人です。

海岸に近いこの地区は350年ほど前、大潮や台風で田んぼに海水が入り、米が不作に。
そこで、塩害が起こらないよう鵜戸神宮に米を奉納すると被害がなくなり、毎年豊作になったと伝えられています。

住民は手作業でわらを編み、もち米、あわせて75キロが入った奉納米の俵2つをおよそ4時間かけて完成させました。

(日南市南郷町中央町自治会 甲斐富貴男会長)
「350年続いている行事ですから」
「高齢化していますが、みんなで一緒に、引き続き伝統的な行事を続けていくことが本当に大事かなと思っています」

住民手づくりの俵に入った奉納米は、鵜戸神宮で来月1日に行われる例祭に奉納されます。

1月17日(金)

1月14日(火)

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