女子サッカーヴィアマテラス宮崎が、なでしこリーグ1部連覇へ向け、20日から本格始動。
今シーズンは、次なるエースの誕生が勝利の鍵を握っています。

チーム発足5年目を迎えるヴィアマテラス宮崎。
昨シーズン、初参戦となったなでしこリーグ1部で、昇格1年目にして初優勝を飾りました。
結果は16勝5敗4引き分け、チームは今年、連覇に向けた戦いに挑みます。

20日は、初練習を前に監督や選手、チーム関係者全員で新富町の春日神社を参拝。
必勝を祈願しました。

（有馬りこ選手）
「リーグの連覇と皇后杯の優勝を祈願しました」

（池田玲奈選手）
「チームが2連覇できるように、地域の皆様に笑顔を届けられるようにということを祈願しました」

選手たちはミーティングの後、早速、練習を開始。
軽いアップやミニゲームで汗を流していました。

今年は、昨シーズンまでヴィアマの攻撃の中心だった齊藤夕眞選手が女子サッカーの最高峰ウィーリーグ・大宮アルディージャベントスに移籍。
絶対的エースが抜けた今、チームの勝利には、攻撃陣の成長が欠かせません。

（水永翔馬監督）
Ｑ・初練習
「いよいよ1年間始まるなという気持ちと、新加入選手も入ってくるので、しっかりとしたヴィアマらしさというのをベースを作ります」

Ｑ・期待のＦＷは
「キャプテンの嘉数を中心に、山本選手や今蔵選手だったり若い選手もっともっと頭角を現して欲しいです」

今シーズン、フォワード争いが熾烈なヴィアマテラス。
水永監督がキーマンに挙げた3人に意気込みを聞きました。

（山本さゆり選手）
「結果としてゴールの数はとりたいですが、それ以上に、チームにとっていると安心するとか、いてほしい存在と思われるような選手になりたいです」

（今蔵綾乃選手）
「齊藤選手は本当に凄い選手だったので、抜けた穴の一部のピースぐらいなれたらいいと思います」

（嘉数飛鳥キャプテン）
「（ＦＷ）ポジションで結果を残して、チームが勝つためには得点が必要なので、しっかりやっていきたいです。（今蔵・山本選手の）2人には負けないように、経験と技術を見せつけていきたいです」

次なるエースの誕生が勝利の鍵を握る今シーズン。
ヴィアマの持ち味である攻撃的なサッカーで、なでしこリーグ1部連覇を目指します。