番組表
2025年01月20日 18時48分
縁起の良い大寒たまごの出荷 たまごの価格上昇続く
20日は大寒です。
宮崎県都城市では、1年に1回の縁起物とされる「大寒たまご」が出荷されました。
(今栖那菜記者)
「こちらが20日限定で出荷される大寒たまごです」
大寒たまごは、1年で最も寒いとされる大寒の日に生まれた卵で、食べると健康運や金運などが上がる縁起物とされています。
都城市で鶏卵の生産・販売などを行うフュージョンでは、20日朝、自社農場でとれた卵が次々とパックに詰められ、6個入りの卵およそ1万2000パックの出荷作業が行われました。
ニワトリは冬場、体温を上げるためにエサを食べる量が増えるそうで、この時期の卵は殻が硬く栄養価が高いということです。
おすすめの食べ方は…?
(フュージョン 大島忠仁さん)
「そうですね~やっぱりたまごご飯でTKGで召し上がっていただくのが一番よいかと思います…」
担当者の大島さんは、最初にご飯と醤油を混ぜ香りを立たせると、より美味しい卵かけご飯になるといいます。
(今栖那菜記者)
「いただきます~。ん~とろとろ舌触りなめらかで味もとっても濃厚です」
「おいしいです」
(フュージョン 大島忠仁さん)
「是非この縁起のよい卵をお召し上がりいただき、2025年をさらに素晴らしい1年にしていただければと思っています」
この大寒たまごは、21日から県内のスーパーなどおよそ80の店舗で販売されるということです。
ここで去年1年間の卵の卸売価格を見てみます。
7月以降少しずつ上昇し、12月には1キログラムあたり280円に。
フュージョンの担当者によりますと、これは飼料高騰のほか、冬にかけてすき焼きやクリスマスケーキなど卵を使う料理が増え、需要が高まることなどが要因です。
一方、きょうの価格は240円。
担当者によると、鳥インフルエンザの発生状況にも左右されますが、今年も5月頃までは卵の価格は上昇していくのではないかと見られます。