将来の夢などについて小中学生が発表するイベントが21日、宮崎県日南市で開かれました。

日南市が開いた「新春子どもの声を聴く会」には、市内の小中学生25人が参加しました。このうち、小学生の部では、6年生15人が学校や家庭での体験、社会問題、将来の夢など、日頃考えていることについて発表しました。

（桜ヶ丘小6年　鈴木椛乃さん）
「『諸君は正直であれ　正直ということは何よりも大切なことである』。これは、小村寿太郎さんの言葉です。この言葉は、私に勇気を与えてくれました。何かに取り組むとき、自分の気持ちに正直にならないと前には進めないと思えるようになったからです」

小学生の部の最優秀賞には、メディアリテラシー教育の充実を訴えた吾田東小学校の河野心花さん、中学生の部は、折り鶴に込めた平和を訴えた吾田中学校の中野華菜さんが選ばれました。

日南市では、「今回の発表会を通じて、これからの学校生活や自分の成長につなげてほしい」としています。