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2025年01月22日 18時48分

東九州新幹線 「整備計画路線」への格上げ要望

宮崎を通る新幹線の整備は実現するのでしょうか。新幹線の開通には、「基本計画路線」から「整備計画路線」への格上げが必要ですが、東九州新幹線は、1973年に基本計画路線に定められたあと、約50年進展がありません。

河野知事は、国土交通省に東九州新幹線の整備計画格上げなどを求める要望を行いました。

22日は、宮崎・福岡・大分など沿線自治体でつくる東九州新幹線鉄道建設促進期成会として要望を行いました。

期成会の会長は河野知事で、国土交通省の古川康副大臣に要望書を手渡ししました。

(河野俊嗣知事)
「新幹線の整備効果は極めて大きいと感じているということで、ぜひ力添えをお願いしたいと話した」

要望書では、基本計画路線のままとなっている日豊本線ルートの整備計画路線への格上げを求めています。

県は今年度、日豊本線ルートに加え、新たに鹿児島中央先行ルート、新八代ルートについても費用や福岡への所要時間を調査しました。

(河野俊嗣知事)
「3つのルートについて新たに調査を行ったのは、改めて県民の間での機運を盛り上げていこうという狙いなので、あくまで我々は基本計画路線にある東九州新幹線について要望していくというスタンス」

22日は、整備に必要な財源の確保なども要望しました。

県によりますと、去年8月時点で、日豊本線ルートの整備には約3兆8068億円が必要で、このうち3分の1を地方公共団体が負担することになります。

1月22日(水)

1月21日(火)

1月17日(金)

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