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番組表
2025年01月23日 18時44分
河野知事4期目折り返し 田鹿倫基さんに聞く観光宮崎のいま
河野県政では「スポーツ環境日本一への挑戦!」を掲げ、地域経済の活性化や観光振興をめざしています。
いま、宮崎の観光はどういう状況にあるのかそして今、できることは何か、聞きました。
(ことろど 田鹿倫基代表取締役)
「宮崎はスポーツについてはインフラ投資を進めている。これだけスポーツ環境が整っているのは九州の中ではないので差別化として、選ばれる宮崎県として良いポイント。」
こう話すのは、田鹿倫基さん。
元日南市マーケティング専門官で今は宿泊施設の経営などを手がける一方、地域資源を生かし新たな価値を創造しようと、データに基づき様々な発信をしています。
観光庁の宿泊旅行統計調査によるおととしの県内の延べ宿泊者数です。
その数337万6180人は全国40番目で、前の年からの伸び率も10%未満。
このうち外国人の延べ宿泊者数は九州では福岡県の503万7830人に対し宮崎は11万6440人でした。
(ことろど 田鹿倫基代表取締役)
「宮崎以外はコロナ前を上回っている中で、宮崎だけコロナ前を上回れていない。インバウンドが大きく負けている。」
宮崎の観光客が伸び悩む要因について、田鹿さんは人手不足によってお客さんを呼び込めない体制が大きいと分析しています。
(ことろど 田鹿倫基代表取締役)
「人手が確保できないので予約を止めざるを得ない。予約はあるのに宿泊できないサイクルに入るとかなり厳しい状況になる。」
(ことろど 田鹿倫基代表取締役)
「県ができるのは大きなインフラ投資と旗振り。戦略をしっかり提示して共有することだと思う」
「(民間企業は)今が一番人が採用しやすいタイミングなので、今後確実にくる人手が全然確保できない時代に備えて、今から準備をしていく」