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番組表
2025年01月24日 18時49分
新燃岳マグマ噴火から14年 小中学校で特別授業
新燃岳のマグマ噴火から1月26日で14年です。噴火の経験を風化させないために、宮崎県高原町の小中学校では、特別授業が行われました。
2011年の1月26日、霧島連山の新燃岳で本格的なマグマ噴火が発生しました。
その麓に位置する高原町では、噴火の翌年から1月26日を「新燃岳を考える日」と定め、防災教育や避難訓練を行っています。
全校生徒8人の後川内中学校では、御池青少年自然の家の指導員による特別授業が行われ、中学校から20キロ圏内に噴火警戒レベル1以上の火山が4つあることや、降灰や噴石に備えてヘルメットやゴーグルが必要なことなどを伝えていました。
(生徒は)
「その時は0歳で、記憶がないからこそ当時の状況を知らないし、でも実際に噴火が起きたらわからないだけじゃ自分の命を守ることができないので、どう行動すればいいかを常に考えておく必要があると思いました」
また、24日は、新燃岳が噴火したとの想定で、生徒を保護者に引き渡す訓練も行われ、教職員がスムーズに下校させる手順を確認していました。