通算で2期目の当選を果たした押川修一郎氏は、観光産業の活性化や人口減少対策などに取り組みたいと話しました。

（押川修一郎氏）
「2期目は市民の皆さんが本当に必要なところに必要な予算、でちょっと我慢できるところは我慢をしてもらう、そういうメリハリをつけた予算編成もしていきたい」

押川氏があげたのが、2020年に閉校した西都商業高校の跡地の活用。
押川氏によると今後、民間企業が宿泊施設を運営する予定で、2年後の国スポ開催などの機会を生かし街づくりの拠点にしたいと話します。

（押川修一郎氏）
「広大な敷地ですので、これを生かしていくというのはかなり西都市にとっては魅力的であるし、今後の経済からいろんなことを考えたときには、ここを何とか拠点にしながら街づくり、商店街とか連携ができるような形でやっていきたい」

人口減少対策では、西都市の去年1年間の出生者数が126人とこれまでで最も少なくなる中で、出生数増加につながる支援策を掲げます。

（押川修一郎氏）
「西都市には現在産婦人科がないんです。市外の病院に通院される。出産に対してももちろん支援をする、通院費あたりも見ていこうということで、新しく西都市に生まれてくる子供さん方、ここにそういったものを支援してあげたい」

西都児湯医療センターの新しい病院の建設については、市民や議会との議論を重ね、西都市の規模にあった場所や予算、病院の規模など任期中に方針を定めていくとしています。

（押川修一郎氏）
「西都市を変える、変わったという形の中で、先頭に立って職員も市民の皆さん方にもお願いをしながらとにかく前に前に進むということで頑張っていきます」

押川氏は2月5日（水）に市長に就任します。