宮崎県内はスポーツキャンプシーズン真っ只中。
延岡市でキャンプを張るベガルタ仙台では、2人の県勢選手がシーズン開幕に向けてトレーニングに励んでいます。

今年で26回目となるベガルタ仙台の延岡キャンプ。
森山佳郎監督のもと、5年ぶりのＪ1復帰めざすベガルタ仙台には、宮崎県ゆかりの選手が2人在籍しています。

（高田椋汰選手）
「ベガルタ仙台の高田椋汰です。いつも熱い応援ありがとうございます」

プロ3年目の高田椋汰選手は延岡市出身。
日章学園から大学を経てＪリーガーとなり、昨シーズンからベガルタ仙台でプレーしています。

（高田椋汰選手）
「徐々にコンディションも上がってきているので楽しみ」

サイドバックの高田選手の持ち味は対人守備の強さとスピードを生かしたオーバーラップです。

（高田椋汰選手）
「まずは守備のところで絶対目の前の相手に1対1で負けないところを見てほしい」

地元延岡でのキャンプ、この日は高田選手の祖父母が激励に訪れました。

（高田椋汰選手）
「相当喜んでいると思います。ここ（延岡市）に帰って来たらもっと頑張らないといけないと感じます」
「（今シーズンは）何がなんでもＪ1に昇格すること」
「個人的には去年は2ゴール1アシストに終わってしまったので（今年は）5ゴール以上に絡んでチームの勝利に貢献したい」

そして、今年、日章学園から入団したルーキーの南創太選手。
プロとしてスタートを切った南選手の初キャンプのテーマは・・・。

（南創太選手）
「まずは開幕戦に出場できるように、とにかくアピールすこと」

ミッドフィルダー南選手の武器は、スピードを生かしたドリブル突破と、ゴール前に切れ込んでのシュートです。
南選手のプレーに日章学園の先輩、高田選手も注目しています。

（高田椋汰選手）
「チームの雰囲気にも馴染んでいるし、先輩にも遠慮せずに要求もするし、自分で持って行ってシュートも打てるし、クロスも上げられるし、非常にすばらしい選手」

プロのサッカー選手になるという幼い頃からの夢を叶えた南選手、Ｊリーグのステージでの活躍を誓います。

（南創太選手）
「チームの目標がＪ1昇格なので、その目標に大きく貢献できるような選手になって、早く試合に出場して目に見える結果で今まで支えてくれた人たちに恩返ししたい」
「宮崎県で応援してくれるみなさんにいい報告ができるように頑張るので、これからも応援よろしくお願いします」

ベガルタ仙台の延岡キャンプは31日まで。
2月1日からは宮崎市の県総合運動公園に移り、シーズン開幕前の調整を行います。