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2025年01月29日 16時01分

「慌てず行動を」フェリー事故に備え宮崎港で対応訓練

スポーツキャンプや4月から始まる大阪・関西万博などで、フェリーの利用者が増えることが見込まれる中、フェリーの事故を想定した訓練が宮崎市で行われました。

宮崎港で行われた訓練には、宮崎カーフェリーや宮崎海上保安部の関係者など合わせておよそ50人が参加しました。

今回の訓練は、宮崎と神戸を結ぶ「フェリーたかちほ」が、宮崎港の沖合を航行中に浅瀬に乗り上げ動かなくなった、という想定で行われました。

まず、フェリーの乗組員が船内の浸水箇所やけが人の有無などを調べる流れを確認したあと、毛布1枚でけが人を運んだり、フェリーから宮崎海上保安部の巡視船に乗客を移動させたりする訓練を行いました。

(竹下凜アナウンサー)
「こちらのクレーンで担架ごとつり上げることによって、負傷者の安静を保ったまま救助することができます」

(宮崎カーフェリー 郡司行敏社長)
「お客様を安全な状況で目的地までお届けする。そのためには事故が起こってからでは遅い。平時にいかに備えるかが最も大切だと思う」

(Q.事故が起こった際に乗客は)
「しっかりとアナウンスをするので、慌てずに行動することを心がけてもらえるとありがたい」

宮崎カーフェリーと宮崎海上保安部では「今後もこうした訓練を定期的に行っていきたい」としています。

1月30日(木)

1月29日(水)

1月28日(火)

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