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番組表
2025年01月30日 18時39分
短歌文学で功績 若山牧水賞の授賞式 歌人2人が受賞
短歌文学で功績のあった人へ贈られる若山牧水賞に、今年は2人の歌人が選ばれ、30日に授賞式が行われました。
若山牧水生誕140年の節目となる今年の受賞者は、三重県の大辻隆弘さん64歳と東京都の高山邦男さん65歳です。
歌集「橡と石垣」が受賞作品に選ばれた大辻さんは、「憧れの賞を受賞し夢の様な気持ちです」と喜びを表現しました。
(大辻隆弘さん)
「もう一度、自分の中で若山牧水がどんな歌人であり、どういう風に歌ってきたかを追跡してこれからの歌作りにいかしたい」
一方、高山さんは歌い方などで牧水の影響を受けていると話し、歌集「Mother」での受賞を今後の励みしたいとしています。
(高山邦男さん)
「(若山牧水賞は)宮崎の心の拠り所、魂のようなものを背負っていると感じて、純粋に牧水が対象に向かう姿勢は大事にしたい」
31日は延岡市で、2人による受賞記念の講演会が開かれます。