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2025年02月03日 18時49分

「正直、仕事に行きたくなかった…」西臼杵消防パワハラ問題 勤務していた元消防士に聞く

宮崎県・西臼杵広域消防本部に勤務していた元消防士の男性に電話で話を聞くことができました。男性は、「職員が希望をもって働ける組織に生まれ変わってほしい」と話します。

(児玉泰一郎アナウンサー)
「言える範囲でどんなパワハラがあったのか教えていただけますか」

(西臼杵広域消防本部の元消防士)
「訓練の時にたたく、蹴るということだったり、人格否定、家族のことを悪く言ったりするのが見られました」

話を聞いたのは、退職した元消防士の男性です。男性は、消防本部が設置された2015年から勤務していました。

(元消防士)
「奥さんのことを太っているという話とか、家族、父親などがやっている家業を悪く言ったり、台風で浸水などがあった中で「沈んだら良かったのに」的な発言があった」

男性によると、パワハラは10年前の設置当初からあり、声を上げても、長年改善されないことから退職を決意したそうです。

(元消防士)
「正直、仕事にも行きたくなかったり、元々希望をもって入ってきた消防の仕事にやりがいや使命感をもってやってきた人間が、今はどうしてもそれを持てずに、何のために頑張っているかわからない」

男性は、百条委員会の最終報告を西臼杵消防が変わるきっかけにしてほしいと話します。

(元消防士)
「みんなが自信と希望、やりがいをもって自分が西臼杵消防の一員であることを皆さんに胸を張って言えて、住民の方々に本当に愛していただけるような組織になっていただけたらと思います」

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