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2025年02月03日 18時46分

日南線の路線維持など要望 沿線自治体がJR九州を訪問

河野知事をはじめ、宮崎県内の4つの市のトップなどがJR九州を訪れ、利用が低迷するJR日南線の路線の維持などを要望しました。

(今栖那菜記者)
「福岡市博多区に来ています。きょうは河野知事や串間市長など、沿線の自治体の代表がJR九州の本社を訪れます」

要望したのは、知事が会長を務め、県内の市町村長などが会員の県鉄道整備促進期成同盟会です。

3日は、河野知事からJR九州の古宮洋二社長へ、JR日南線・吉都線の路線維持や東九州新幹線の整備計画路線への格上げなど9つの項目について、要望書が手渡され、意見が交わされました。

このうち、JR日南線油津~志布志間については、昨年度の利用者の数がJR九州が発足した1987年度と比べて7割ほど減少していて、赤字額は4億1800万円に上っています。

串間市の島田俊光市長は…。

(串間市 島田俊光市長)
「大切な公共交通網というのは維持していかなければならない。宮崎から串間まで直通バスというのがない。直通というのはJRしかない。経済効果をもたらすためには、やはりJRというのは必要です。そのことは、しっかりと訴えていかなければならないと思います」

JR九州と沿線自治体との間で日南線の今後のあり方を協議することについては、具体的な話は出なかったということです。

今後は、県の意向をJR九州と共有しながら議論したいとしています。

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