今月1日に始まったプロ野球春季キャンプ。
各球団のキャンプの模様をリポートします。
4日は、5年ぶりの日本一を目指す福岡ソフトバンクホークスです。

今年で22年目を迎える福岡ソフトバンクホークスの宮崎春季キャンプ。
昨シーズンは、小久保裕紀監督のもと4年ぶりにリーグ優勝。
今シーズンはリーグ連覇、そして、日本一を目指します。

今シーズンのチームスローガンは『ＰＳ！』

プロフェッショナルスピリットの頭文字をとったもので、プロの選手として高い意識をもって戦ってほしいという監督の思いが込められています。

春季キャンプでは、プロ15年目の柳田悠岐選手や昨シーズン、ホームラン王と打点王の２冠に輝いた山川穂高選手が独自に調整することを認められたＳ組に振り分けられ、15日からチームに合流予定。

主力のＡ組は若手選手が中心で、キャンプ期間中、熾烈なレギュラー争いが続きます。

そのＡ組には、国富町出身の緒方理貢選手も入っています。
昨シーズンは、育成から支配下登録され、86試合に出場。
打率1割7分3厘4盗塁を記録しました。
今シーズンは、1軍定着を目指し、闘志を燃やしています。

（国富町出身　緒方理貢選手）
「まずは1軍に入らないといけないと思うので、外野手争いに勝てるように全ての面でアピールしたいです」
「結果を残さないと長くやれないですし、打たないと試合には出られないと思ったので、とにかく打撃面をこのキャンプで強化して、少ない打席だと思うので打率3割を目指していきます」
「開幕に向けてしっかりアピールしていきますので、これからも温かい応援をよろしくお願いします」

チームをけん引するのは、選手会長2年目の周東佑京選手。
昨シーズン、キャリアハイの成績を残した球界きってのスピードスターは、リーグ連覇に向け、順調に調整を進めています。

（選手会長　周東佑京選手）
「お客さんもたくさん来てくださっているので、元気に練習できています」
「去年はリーグ優勝しましたが、日本一になれていないので、そこを目標に、今年こそはリーグ優勝、日本一になれるようにという気持ちです」
「今年も宮崎でキャンプができるのは非常にうれしく思いますし、毎年たくさんの方々に足を運んでいただけるので、皆さんに楽しんでいただけるようなキャンプにしていきたいと思います」

福岡ソフトバンクホークスの春季キャンプは、宮崎市の生目の杜運動公園で来月2日まで行われます。