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2025年02月07日 18時44分

9日号砲!第63回延岡西日本マラソン 宗茂さんが今大会の見所を解説

早春の日向路を駆け抜ける延岡西日本マラソンが、9日に開催されます。
大会の見どころなどを旭化成陸上部顧問の宗茂さんに伺いました。

今年で63回目を迎える延岡西日本マラソンは、若手ランナーの登竜門としてこれまで数々のドラマを生んできました。
今年の大会には、男女合わせて612人がエントリー、頂点をめざした熱いレースが予想されています。

(藤崎アナ)
旭化成陸上部顧問で、番組の解説をしていただく宗茂さんに、レースの見どころを伺います。
去年の大会、62回目にして初めてのサブテン優勝でした。

(宗茂さん)
「全体的にいろんな大会でレベルが上がっているので、2時間10分を切っても驚かなくなってきている」

今年の大会に出場する注目選手、まずは地元旭化成から2人の選手が出場します。
初マラソンに挑む今井崇人選手の特徴はどんなところですか?

(宗茂さん)
「センスがある選手。距離に対する不安をいかにセンスで乗り越えられるか。初マラソンは意外性が出る」

そして、入社2年目の山田真生選手については?

(宗茂さん)
「しっかりと練習ができていてスタミナはついている。走り込みは十分やっている、それを自信に変えられるかがポイント」
「2人には、地元開催のプレッシャーに負けずに胸を張れる走りをしてほしい」

トヨタ自動車のルーキー・宮崎市出身の湯浅仁選手も調子がいいようですね。

(宗茂さん)
「確実に成長している。ニューイヤー駅伝で6区区間2位。選手層の厚いトヨタ自動車で駅伝メンバーに入って区間2位なので力が付いている。優勝をねらえる走りができる選手。今大会の優勝候補筆頭」

富士通の中村風馬選手は、40km走を余裕をもって走れているようですが。

(宗茂さん)
「プレッシャーのかかる大会でその力を出し切れば結果は付いてくる。欲をもって練習をして欲を捨ててレースに臨むことが大事」

早稲田大学の菅野雄太選手は?

(宗茂さん)
「箱根駅伝でも好走している。早稲田大学の勢いも感じる。おもしろいレースをするのではと期待している。それに対して実業団は負けてはいかん」

今大会、誰が勝ってもおかしくないレース、どんな展開になると予想しますか?

(宗茂さん)
「大会までこの寒さが続けば、風がポイントになる。風を味方にして、どの選手が勝利をつかむかが見もの。いい条件がそろえば2時間10分を切っても不思議ではない」

2年連続での大会記録更新も期待できるレースになりそうですね。

大会は9日、午前8時35分に延岡市役所前をスタート、日向市原町を折り返す日本陸連公認コースで行われます。
UMKではレースの模様を午前8時30分から生中継で放送します。

2月6日(木)

2月5日(水)

2月4日(火)

2月3日(月)

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