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2025年02月20日 18時50分
3年前から復活に取り組んだ幻の日本酒「いすゞ美人」販売開始
美郷町北郷で半世紀以上前に製造されていた幻の日本酒「いすゞ美人」が復活し、20日から販売が始まりました。
美郷町北郷で20日から開催されている宇納間地蔵尊大祭。
大勢の人でにぎわう祭りに合わせて販売が始まったのが幻の日本酒「いすゞ美人」です。
いすゞ美人は、美郷町北郷にあった甲斐酒造が1966年まで製造していた日本酒で、甲斐酒造と縁のある甲斐酒店と町などが3年前から幻の酒の復活に取り組み、20日、販売の日を迎えました。
(甲斐酒店店主甲斐文代さん)
「感無量です。本当に出来るんだろうか思っていましたけど、始めたのは母なんですけど、母が来ていたら自分がここに立っていたのにと思うと思います」
「のど越しがよくて、すーっ入ってきて、口の中に香りが広がってくるのを味わってほしい」
いすゞ美人は2つの店舗で販売され、初日の20日は、販売開始後すぐに完売しました。
購入できたという人は…。
(買い物客)
「田舎の店にも頑張ってもらい、応援もしたい。楽しみに持ち帰って賞味させてもらいます」
完売したあとも次々とお客さんが訪れ、「出直します」と店を後にしていました。
(国富町からの客)
「早く来たつもりなんですけど、それ以上に早く売り切れてすご人気なんですね、びっくりしました。飲みたいですね。非常に飲みたいです」
いすゞ美人は、720ミリリットル瓶が1本2500円。
美郷町北郷の甲斐酒店と梅田商店で21日、22日も限定本数で販売されます。