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2025年02月25日 18時48分

ロボコン全国大会で準優勝 モノづくりに熱中する中学生

宮崎県西都市の中学校のロボコンクラブの生徒が、2月に開かれたロボットコンテストの全国大会で準優勝しました。モノづくりに熱中する活動の様子を覗いてみました。

西都市立妻中学校の「妻中ロボコンクラブ」。1年生から3年生までの24人が在籍しています。

2月1日、この妻中ロボコンクラブの3年生チームが中学生のロボットコンテストの全国大会に出場しました。

全国から地方予選を勝ち抜いた24チームが出場する中、妻中ロボコンクラブはリーグ戦・トーナメント戦を勝ち上がり、見事、準優勝。さらに、審査員特別賞も受賞しました。

(妻中ロボコンクラブ主将 黒木智弥さん)
「とてもうれしいです」

(副主将 宮崎透馬さん)
「「えっ?」と思うような動きをするロボットもあったり、いろいろ発見があったり、学びがある大会でとても楽しかったです」

創部6年目の妻中ロボコンクラブですが、全国大会には3年連続で出場しています。その腕前を全国大会で準優勝した3年生に試合形式で披露してもらいました。

ピラミッド型に積まれた段ボール箱15個を、制限時間の150秒以内に決められたエリア内で、どれだけ高く積み上げられるかを競います。

積み上げられた段ボールの高さはなんと2メートル超え…。簡単そうに操作をしていますが、これが結構難しいんです。

(今栖那菜記者)
「実際に私もやってみます。簡単に操作できるかと思ったのですが、1個1個微調整がすごく難しいです」

操作するロボットは、もちろんメンバーの手作り。生徒たちは、モーターや加工した金属・木材などを組み合わせて、1からロボットを作ります。

今回のロボットは、アルミニウムのレールにワイヤを取り付け、モーターを回転させることで高さを出し、一気に箱を積み上げられるよう設計しました。

このクラブの創設者で、顧問を務める堀尾弘明教諭は…。

(妻中学校 堀尾弘明教諭)
「僕も楽しいです。このクラブに入っていたことで、何か次のものにつながってくれれば、それがモノづくりではなくても、創造する力やアイデアを出す力などが将来に生きてくれると嬉しい」

実際に、2人は、この活動でモノづくりの楽しさに触れ、将来の夢がより明確になったといいます。

(宮崎透馬さん)
「プログラミング系の職につけたらいい」

(黒木智弥さん)
「最初は普通科の高校に行こうと思ったのですが、工業系の高校を目指すようになりました。今のところ飛行機の部品を作る会社に就職しようと思っています」

大人顔負けの発想力でロボット製作に励む「妻中ロボコンクラブ」。モノづくりに情熱を注ぐ中学生たちのこれからに期待です。

2月24日(月)

2月19日(水)

2月18日(火)

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