議会の解散請求成立に伴う川南町議会議員選挙が告示され、前職と元職、新人の合わせて19人が立候補しました。

川南町議会議員選挙の立候補の届け出は、25日午後5時に締め切られ、定数13に対し、前職10人・元職2人・新人7人のあわせて19人が立候補しました。

川南町議会を巡っては、新しい中学校の建設を巡る対立を背景に、住民グループが副町長の人事案などについて十分な議論が行われず、「議会が機能不全に陥っている」として、去年12月に解散を請求。2月9日の住民投票で有効投票の過半数が賛成したため、解散請求＝リコールが成立し、議会は即日解散しました。

このため、5日間の選挙戦は、町政の信頼回復や新中学校建設の是非などを争点に行われます。

川南町の24日時点の有権者数は1万2099人で、26日から3月1日まで川南町総合福祉センターで期日前投票が行われます。投票日は3月2日で、即日開票されます。

また、この出直し町議選により、新年度予算案などを審議する議会の日程にも影響が出ています。川南町議会事務局によりますと、3月7日に開会予定だった3月町議会は、開会が1週間ほど遅れる見込みです。事務局は、一般質問の日程を縮小するなどして、対応する方針だということです。