日南市議会の議員定数を19人から2人削減する条例改正案が、25日の市議会に提案、可決されました。

日南市議会は2年前の統一地方選挙で、立候補者が定数と同じ19人となり、無投票での改選となりました。

これを受け、去年7月、日南市自治会連合会が、若い世代などに立候補を促そうと、議員報酬の引き上げを市に要望。合わせて議員定数の削減を議会に求めていました。

25日の本会議で、議会側は、「大幅な定数削減は、住民の意見や地域の課題が反映されない可能性がある」などとして、定数を2人削減する条例改正案を提案。採決の結果、議長を除く賛成15、反対2の賛成多数で可決され、次の選挙から定数17人が適用されることになりました。

また、議員報酬については、現在の月額32万7000円を引き上げるか、今後、日南市が検討を進めます。