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2025年02月27日 18時48分
防衛省が方針転換 航空自衛隊新田原基地 F-35Bの垂直着陸訓練実施へ
鹿児島県馬毛島の施設整備の遅れなどに伴う方針転換です。
宮崎県新富町の航空自衛隊新田原基地に来年度から配備されるステルス戦闘機F-35Bについて、九州防衛局は、通常の着陸より騒音が大きい垂直着陸訓練を行う方針を示しました。
これまで新田原基地では、垂直着陸は、緊急時などに限って行うという説明でしたが、来年度以降は着陸の練度向上のための訓練も行う方針です。
訓練の頻度は、F-35Bが8機配備される来年度が夜間訓練約10回を含む月に平均約30回、約40機が配備される2031年度頃には月に平均約80回を検討しているということです。
これを受けて26日、宮崎県は九州防衛局に情報提供や丁寧な説明、地元の意見を踏まえた対応を要請しました。
(宮崎県 河野俊嗣知事)
「地元の皆さまにもある程度理解をしていただいた部分が、まったく違う状況になります。騒音の問題や負担、事故に対する不安がありますので、それに対する十分な説明、対応を要請したところであります」