スポーツは、春の全国大会を前に。
27日は男女そろって全国高校選抜大会に出場する日章学園剣道部です。

創部65年目の日章学園剣道部は男女合わせて46人が所属、『継続力也』をスローガンに掲げ日々稽古に打ち込んでいます。

指導するのは延岡出身の甲斐修二監督。
東京・高輪高校の監督時代には、チームをインターハイで3度優勝に導いた名将です。
甲斐監督は日章学園でもう一度、日本一をと意気込んでいます。

（甲斐修二監督）
「今年のチームは、男子は力が全国的に見ても戦えると思います。女子も力をつけてきて、チームワークがよくて上位狙えると思っています」
「将来、大学・社会人に向けてしっかりした剣道を身につけてもらいたいのと、日本一をもう一回目指したいなというのがあります。（日章学園にきて）9年になりますが、それを目標にやってます」

日章学園は1月に行われた県大会、男子は団体決勝で鵬翔を4対0で破り、3年ぶり8度目の優勝を果たしました。
全国でも日頃から取り組んでいる『正しい剣道』を貫き、日本一を狙います。

（角田空都主将）
「（県大会は）１回戦から厳しい試合でしたが、みんなで取り組んできた稽古や練習試合で自信をもって全員で乗り越えました」
「（全国では）普段から甲斐先生に教わっている『正しい剣道』で勝ち切れるように頑張りたいです」

そして女子は団体決勝でライバル高千穂と対戦、緊迫した試合となります。
先鋒から大将戦まで5人がすべて引き分け、勝負は大将同士の代表戦へ・・
代表戦では児玉結菜主将が、相手の攻撃をかわし「引き胴」を決め、11年ぶり7度目の優勝を飾りました。

（児玉結菜主将）
「（県大会は）チームみんなでつないできてくれたのを自分で決めてやるという気持ちでやりました」
「（全国では）1勝1勝上を目指して、少しでも上に上がれるように頑張ります。きつい練習をしてきたことを本番で発揮できるように、みんなで力を合わせて頑張ります」

全国高校選抜剣道大会は、３月26日から愛知県春日井市で開催されます。