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2025年02月27日 18時50分

花粉の飛散これから本格化 今年は「超短期集中&大量飛散」

暖かくなると気になるのがスギなどの花粉の飛散です。
今後、花粉の飛散は本格化し、その飛び方は「超短期集中・大量飛散」となりそうです。

(河合皓稀アナウンサー)
「宮崎市内ではスギの木も赤く色づいていて、今にも花粉が飛び出しそうです」

ウェザーニューズによりますと、今年のスギやヒノキの花粉の飛散量は去年の3.4倍、平年の2倍近くと予想されています。
これは過去10年で最も多いか、それに匹敵する量です。
花粉の飛散は2月上旬から始まっていますが、気象予報士の酒井さんに今後の花粉の飛び方を聞くと…

(酒井晋一郎気象予報士)
「今シーズンの花粉の特徴はこちら超短期集中&大量飛散です。元々去年の夏が暑かったため、今シーズンは花粉の量は多くなることが予想されていました。そして2月は寒波の影響でほとんど花粉が飛んでいなかったため、暖かくなるこれから一気に花粉が飛び始めることが予想されています」

宮崎市の竹尾耳鼻咽喉科医院です。
花粉症で病院を訪れる人は例年の1割から2割ほどと、まだ少ないと言います。

(花粉症で来院)
「今年は(花粉が飛ぶのが)遅いみたいな感じが自分の中でしてる。寒いからかなと思って。でも1月の終わりから薬は飲んでます」

花粉症の4大症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、それに目のかゆみです。
目のかゆみ以外は風邪の初期症状と区別しづらいですが、花粉症を疑うポイントはあるのでしょうか。

(竹尾耳鼻咽喉科医院 竹尾輝久院長)
「花粉症の鼻水は水道水のようなもので、さらさらの鼻水がすたすた、下を向いただけで鼻から出てくる。風邪の人は4、5日経つと急性の副鼻腔炎になるので、鼻水は黄色くなったり、緑色になったりする。そこがアレルギー性鼻炎と風邪の違い」

今年は花粉が短期間で大量に飛散する恐れがあるため、花粉症の人は、早めに予防薬を飲むことや家に花粉を持ち込まないことが大切です。

(竹尾耳鼻咽喉科医院 竹尾輝久院長)
「花粉が付かないような服、ウール系の服ではない、化繊の服を着ることも大事ですし、家に帰ったらすぐにシャワーを浴びることも予防にはなると思います」

竹尾院長によりますと、最近では、早ければ5歳くらいで花粉症を発症するなど、子供たちの有病率も上がってきているそうです。
ウェザーニューズでは、花粉飛散の終息時期を4月中旬と予想しています。

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