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2025年02月27日 18時49分

花粉量1%以下のスギ苗木も 宮崎県内で「花粉症対策苗木」の植栽進む

この時期の花粉症の原因となるのがスギですが、宮崎県はスギの一大産地です。
宮崎県内では、花粉の少ないスギの苗木による再造林が進められています。

川南町にある林田樹苗農園。
農林水産祭で天皇杯を受賞するなど全国屈指の苗木生産者です。

(秦萌記者)
「こちらが花粉の少ない苗木です。従来のものと見た目は変わらないですが、たった1%しか花粉を飛ばさないということです」

ここで栽培されている苗木はすべて『少花粉スギ』。
県内で作られているスギの苗木のうち9割以上を従来の苗木と比較して、花粉の飛散が1%以下の「少花粉スギ」と20%以下の「低花粉スギ」が占めています。

(林田樹苗農園 林田尚幸社長)
「根鉢がしっかりしていて、通直な苗木を今後も生産していきたい」

宮崎県内では、2002年から花粉が少ないスギの苗木による再造林が行われていて、現在はスギ林の10%以上が花粉の少ないスギに植え替えられています。

(宮崎県環境森林部 田崎亮主幹)
「花粉症対策はもとより、切って使って植えて育てる循環型林業を確立して、二酸化炭素吸収や森林が有する公益的機能の維持増進につなげていきたい」

県内の昨年度の再造林率は78%。県は2026年度にはこれを90%に伸ばし日本一になることを目標にしています。
そのためには、今後約100万本のスギの苗木の増産が必要だと言うことです。

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