旬の味覚の話題…30年連続日本一の水揚げ量を誇る、宮崎県の近海かつお一本釣りの初かつおをPRしようと、漁期の到来が宣言されました。

宮崎市の宮崎魚市場で次々と箱詰めされる初かつお。
競りを前に、先月から始まった今年のかつお漁の水揚げが最盛期を迎えたことが宣言されました。

3日朝は、日南市で水揚げされた1キロから7キロの初かつお、およそ5トンが競りにかけられ、最も高いものは1キロあたり1900円の高値で競り落とされました。

（宮崎魚市場　黒木祐幸常務取締役）
「かつおの量が少ないので、高値がついたのでは。宮崎の名産なので、県民の皆さん、日本中の皆さんに、宮崎のかつおをぜひ食べていただきたい」

（森山裕香子記者）
「かつおのたたきをいただきます！とても弾力があって、さっぱりしていておいしいです！」

宮崎魚市場などによりますと、海水温が低い影響で、漁期は例年よりも2週間から1カ月ほど遅れているということです。

漁期は10月下旬までで、平年並みのおよそ2万トンの水揚げを見込んでいます。