NOW ON AIR !
番組表

2025年03月05日 16時58分
武装工作員の侵入を想定 警察と自衛隊の共同訓練
武装した工作員が宮崎県内に侵入してきたことを想定し、県警と陸上自衛隊による共同訓練が宮崎県えびの市で行われました。
えびの市と鹿児島県湧水町にまたがる陸上自衛隊霧島演習場で行われた訓練には、県警と陸上自衛隊合わせておよそ120人が参加。
武装した工作員が県内に侵入し、治安出動命令が出されたという想定で行われました。
5日は、開始式のあと部隊が演習場内にある訓練場所に移動。
訓練は非公開で行われましたが、指揮所を設置して情報共有を行う手順や検問を行う流れなどを確認したということです。
(宮崎県警 警備第2課 甲斐淳一課長)
「有事に際して、警察の力だけでは事案が解決できない場合に、自衛隊の力を借りて一緒に解決にもっていく。自衛隊の技術を見て向上を図りたい」
(陸上自衛隊第43普通科連隊 新納敏矢副連隊長)
「連携を強くしていくこと。そして、お互いの能力を把握していくことが今後につながると認識しています」
県警と陸上自衛隊は2003年からこうした訓練を行っていて、今年で12回目となります。