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2025年03月07日 18時43分

さらなる集客を…青島の隠れた魅力温泉に着目 3月10日発売温泉手形 

宮崎を代表する観光地・青島。
青島神社やサーフィンなどのイメージが強いと思いますが、実は青島、天然の温泉が沸いていることも魅力の1つなんです。

更なる誘客につなげようと青島の観光関係者が連携し、温泉に着目したプロジェクトが始まりました。

先月27日、青島地区で開かれたとある会議…

Q.きょうの集まりは何ですか?
青島を盛り上げていこうと、温泉をピックアップして、温泉手形を作ろうという会議です。

今月10日から販売が始まる「温泉手形」。
1枚1500円、この1枚で青島の6つの温泉施設のうち、3か所に入ることができます。

宮崎白浜キャンプ場を運営する南九州プロジェクトの谷村智樹さんが青島の観光関係者に声掛けし、宮崎市も協力して形となりました。

(宮崎白浜キャンプ場を運営 谷村智樹さん)
「中長期的な目標でいうと、観光の誘客をしていくには地に足の着いた柱が必要ではないか」
「すでにある青島温泉が非常に武器になるのではないか」

(宮崎市観光戦略課 中原剛さん)
「青島のホテルや施設には、さまざまな温泉があるなかで、観光地青島に温泉を目的に来られるお客様が少ない状況にあります」
「これからインバウンドを含めて観光の大きな要素である『温泉』を広げていきたいと思い市としても進めております」

青島観光の目的とまでは浸透していない青島地区の温泉。
しかし、その歴史は古く、江戸時代に遡ります。

(青島神社 長友宮司)
「日向地史という本の中に江戸時代、天保年間にはこの青島で傷を癒したという温泉の史実がありますので、古くからあるということでございます」
「それが明治になったときに、青島には湯の山という源泉の山がありまして、そこから管を引いて街なかまで温泉をひいていたというふうに聞いています」
「また、青島地区では、昭和40年代の前半までは、水道の代わりに温泉が使われていて、青島神社の社務所には当時の温泉の蛇口が残っています」
「なかなか県外の方は青島の温泉が伝わっていないので、私たちも努力しながら青島の温泉をアピールしていきたい」

温泉をアピールする上でポイントとなるのが、泉質や浴場からの眺め。
今回の企画に参加する6つの温泉施設のうち、2カ所に特色を聞きました。

まずは、目の前に日向灘が広がる、ANAホリデイ・インリゾート宮崎。

(ANAホリデイ&リゾート 児玉麻衣さん)
「泉質は、弱アルカリ泉、ナトリウム炭酸水素塩泉、ナトリウム塩化物炭酸水素泉などで、神経痛や五十肩などの効き目のほか、美肌の湯でも知られています」

続いて、青島サンクマール。

(青島サンクマール 黒木梓紗さん)
「ナトリウム炭酸水素塩泉塩化物が入っていて、肌になじむとろみのある温泉が特徴で、美肌効果も高いといわれています」
「太平洋と鬼の洗濯板を一望できる大浴場は、地元の方からも大変人気です」

そして、宮崎市は青島地区の温泉の泉質にどんな特徴があるのかなど、市外の温泉観光地との比較調査を行っています。

(宮崎市 観光戦略課 中原剛さん)
「ぜひ分析結果を見ていただいて、みなさんにこういうめぐり方があるという時の参考にしてもらえればと思います」

温泉手形の有効期間は3月10日から4月25日までで、対象の温泉施設や宮崎市観光案内所などで購入できます。

関係者は、温泉手形をきっかけに今後青島で温泉を軸に観光消費が増える仕組みを作っていきたいとしています。

3月6日(木)

3月5日(水)

3月3日(月)

2月28日(金)

2月27日(木)

2月26日(水)

2月24日(月)

2月19日(水)

2月18日(火)

2月17日(月)

2月14日(金)

2月12日(水)

2月10日(月)

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