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2025年03月08日 18時00分

「大事な人を失わないように」東日本大震災から14年 宮城県で被災した女性が講演

東日本大震災の発生からもうすぐ14年です。

被災した体験を伝えようと、宮城県石巻市出身の女性が宮崎県宮崎市で講演しました。

この防災講座はJICAデスク宮崎が企画したもので、約50人が参加。

東日本大震災の語り部として活動をしている、宮城県石巻市出身の佐藤麻紀さんが講演しました。

東日本大震災では、佐藤さんが暮らしていた雄勝町を高さ20mを超える津波が襲い、地域のほぼ全域が壊滅。

佐藤さんは母と祖母を亡くしました。

(東日本大震災で被災・佐藤麻紀さん)
「東日本大震災で同じような目に遭っている人、もっとつらい目に遭っている人、いっぱい、ごろごろいるんです。被災するってそういうことなんです。」

佐藤さんは「大事な人を失わないよう想定される避難先を話しておくなど、日頃から防災の小さな種を蒔いてほしい」と話していました。

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