宮崎県内でも去年8月と今年1月に大きな地震が発生し、東日本大震災のような災害が対岸の火事ではないと実感した方も多いと思います。

ＵＭＫアプリでアンケートをとったところ、去年8月と今年1月の地震で防災意識が「高まった」と答えた人は全体のお約9割を占めました。

具体的な回答内容を見ていきます。
去年8月と今年1月の地震を受けて「備え・対策をした」と答えた人は65．2％、「これからしようと思っている」が27％、一方「備え・対策はしていない」という人も7．9％いました。
実際に「備え・対策をした」方が半数以上を占めています。
備えをしなければと思うだけでなく行動に移すことが大事です。

続いて、皆さんが具体的にどんな備え・対策をしているか？聞いてみました。
「非常食・飲み物の備蓄」をした人が最も多く全体の75．3％。
次いで「防災バッグの準備」が59％、「避難場所・経路の確認」が47．2％などとなりました。

「家族の連絡手段・集合場所の共有」は33．7％となっていますが、この部分も今のうちに話しておきたい内容です。

県民の皆さんからも様々な声が届いています。
宮崎市のがんちゃんさんは、「震災が起こった時、家族と一緒にいる訳ではないと日向灘の地震の時感じました。お金、食べ物、連絡先、テレホンカード、アルミ布団などを子供のランドセルなどに入れています」と投稿してくださいました。

小林市のフリーマンさんは「子供や孫と一緒に東日本大震災のテレビ録画などを見ました。いざという時に慌てず、みんなで決めた場所に行き、避難場所で手伝えることがあれば参加する様に決めてあります」と投稿してもらいました。

東日本大震災クラスの地震が起こった時、揺れの大きさや津波だけでなく、道路が通れない、ライフラインが止まり、連絡がとれないことも想定されます。
フリーマンさんのように家族で防災意識を共有し、災害時にとるべき行動を決めておきたいですね。