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2025年03月13日 18時49分

「丁寧な説明を」「何で今頃?」 Fー35B垂直着陸訓練を巡り新富町民は

こちらはさまざまな騒音の中でもっとも大きい音の強さを示したものです。
たとえば通常の話し声は50デシベル~70デシベル。
電車の高架下は100デシベルほどです。

そして、現在新田原基地で飛行訓練が行われているF15は最大120デシベル、これに対し、F35Bの垂直着陸訓練で想定される騒音レベルは最大130デシベル、F15より10大きい騒音レベルになります。
さらに今回、防衛省が行った計画変更には、夜間訓練を行う方針も追加されています。

これに対して町民からは不信感を抱く声が聞かれました。

(早瀬純哉記者)
「これまでの説明から大きく方針を変えたF35Bの垂直着陸訓練。町民はどのように感じているのでしょうか」

(新富町民)
「夜(訓練を)やられると困る。(防衛省には)理論的に話してもらわなければ困る。突然変わるようじゃ」
「町民としたら大変、やかましくて。一回導入されたら、説明なんかほとんどなしで次から次へと来る。町民の声も聞かずに。そんな行政のやり方がおかしい。」
「新富町があるのは、自衛隊のおかげという部分もある。子供たちの普段の生活にも影響する部分があるので、もう少し早く行ってほしかった。「何で今頃?」というのはある。」

新富町に62ある地区の区長会の会長を務める宮崎さんは、2月27日に開かれた定例区長会では、国に対して不信感を訴える声が多く聞かれたと話します。

(新富町区長会・宮崎大基会長)
「断固受け入れがたいというのが(区長会の中で)一致した意見。丁寧な説明が必要。迅速に。2月27日に(方針転換の記事が)紙面に出て2週間経っている。もう少し迅速な対応ができないかなと思う。国に対して」

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