番組表

2025年03月13日 18時47分
アカデミー賞アフターパーティーで宮崎牛を絶賛 ウルフギャング・パックさん今秋宮崎に
続いてはこちら、今月3日にアメリカ・ロサンゼルスのハリウッドで行われたアカデミー賞の発表。
このアフターパーティーで、今年も宮崎牛が提供されハリウッドスターがその味を堪能しました。
この立役者はシェフのウルフギャング・パックさんです。
パックさんはこの秋、宮崎を訪れる予定です。
ウルフギャング・パックさんは、アカデミー賞のアフターパーティーの料理を手がけるアメリカの著名なシェフです。
都城市出身の映画監督、曽原三友紀さんがパックさんにアピールして、宮崎牛は2018年からアカデミー賞のアフターパーティーで提供されるようになり、毎年、宮崎牛を使った豪勢な料理がメディアにも披露されています。
そしてそこでは毎年宮崎牛への賛辞が…
(ウルフギャング・パックさん)
「これは私のお気に入りのステーキ、宮崎牛。日本の南、九州の肉です。すべてのスターが本当に好んで食べるステーキです」
そのパックさんから今年はこんな言葉が飛び出しました。
(ウルフギャング・パックさん)
「この秋、宮崎県に行き、牛をどう育てているのかを見る予定です。なぜなら、何を使って何を食べているのかを見たいからです。味が素晴らしいのはもう知っていますので大丈夫(良い)でしょう。息子も来るので、農場を訪れてそこで牛肉を食べます」
パックさんは、宮崎を訪れたいという思いを以前から持っていましたが、今年その思いが叶います。
パックさんは生産者に「皆さんはとても素晴らしい仕事をしている。多くの映画俳優が宮崎牛が一番だと称賛している」と伝えたいと、話していました。
そして宮崎牛のイスラム圏への輸出も始まっています。
今月3日にはカタールのドーハで、バイヤーや飲食店向けのセレモニーが行われました。
新規市場となるカタールに向けた輸出は1月下旬に始まりました。
輸出された宮崎牛は、西都市の食肉処理施設「SEミート宮崎」でイスラム教徒が食べられるように処理されたハラール認証を受けたものです。
現地では肩ロースなどは普及しておらず、カット方法や調理の仕方が示されました。
また需要の高いヒレやサーロインなどの部位は、フィレカツやステーキ丼などで提供されました。
ミート宮崎の担当者は「有名ホテルなど様々な店から宮崎牛を扱いたいという声があった。すでに発注もきていて大きな手応えを感じている」と話しています。
現地での販売価格は宮崎のおよそ2倍、「オージービーフが主流となっている中、本物の和牛はまったく違うもので驚いた」という反応があったということです。