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2025年03月16日 18時21分
4月から国外向けの取引開始 細島港の国際物流ターミナル「16号岸壁」の完成式典
日向市細島港に宮崎県が整備を進めていた国際物流ターミナル「16号岸壁」が完成し、16日に記念式典が行われました。
式典には、河野知事や日向市長などが出席し、16号岸壁の完成を祝いました。
県北部港湾事務所によりますと、細島港の16号岸壁は、中国などで木材の需要が高まる中、2019年3月に事業化。大型の貨物船が着岸できる水深10メートル、延長170メートルの岸壁と荷物の積み下ろしや保管などをするヤードが整備され、今年1月から国内向けの木材などの取引が始まりました。
隣接する15号から17号岸壁にかけて、一体的に利用することができるようになり、原木や林産品の取り扱い量の増加が見込まれます。
(宮崎県 河野俊嗣知事)
「まさにこの宮崎の豊かな山がこの港湾によって生かされている。そして、それをさらに強化するのが16号岸壁となります。この東九州を代表するこの港湾のさらなる整備を図ってまいりたい」
16号岸壁では、4月から国外向けの取引も始まり、主に中国や韓国へ丸太などを輸出するということです。