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2025年03月17日 18時48分

バズる大使訪問のわけは 駐日ジョージア大使が宮崎で見せた”ワイン外交”

Xのフォロワーは35万人超え、駐日ジョージア大使、
SNSで「バズる大使」として知られる大使が宮崎を訪れました。
その目的は…

17日午前、宮崎県綾町にその姿を見せたジョージアの駐日大使ティムラズ・レジャバさん。

照葉大吊橋で照葉樹林を視察しました。

ジョージアは、ロシアの南、ヨーロッパとアジアの境に位置し、北海道よりやや小さい国です。
レジャバ大使は日本とジョージアの架け橋としてそれぞれの国の魅力を発信しています。

(ティムラズ・レジャバ 駐日ジョージア大使)
「素晴らしい迫力でなおかつ美しい」
「ドローンの目線になったような感じがして非常に素晴らしい」
「いろんな人に紹介したくなるような秘境的な存在。」

(秦萌)
「(お子さんが)全然怖がらないですね。すごい」

(ティムラズ・レジャバ 駐日ジョージア大使)
「怖いのは私の方です。背が高いから。」

(秦萌)
「続いてやって来たのはマンゴー農園です」
「マンゴーの栽培を見るのは初めてだということです。」

(ティムラズ・レジャバ 駐日ジョージア大使)
「これ(一枝)でマンゴーはいくつくらいできるんですか?」

(大隈哲宏さん)
「1個です。」

(ティムラズ・レジャバ 駐日ジョージア大使)
「これでひとつ?」

レジャバ大使は大隈哲宏さんのマンゴーやライチなどの農園を見学したあと、農園で採れた日向夏を試食しました。

(ティムラズ・レジャバ 駐日ジョージア大使)
「酸味との調和があって素晴らしい味ですね。」

(ティムラズ・レジャバ 駐日ジョージア大使)
「ジョージアにはマンゴー作りはないので、素晴らしい農家の方々が挑戦されることで世界最高品質のものが作れるんだと実感できた、充実した機会になりました」

宮崎の自然と食を堪能したレジャバ大使。
宮崎を訪問した大きな目的が午後にありました。
それが…

「ワインの発祥の地、8000年のワイン歴史があります」

ワイン外交です。
ジョージアはワイン発祥の地と言われていて、伝統的なワインのつくり方がユネスコの無形文化遺産に登録されています。

レジャバ大使はジョージアワインをPRするため47都道府県を回り、地域に合ったワインを知事にプレゼントしています。

34県目となった宮崎で大使が選んだのは…
「ムテヴァンディディ」という品種の赤ワイン。
ジョージア語で「実が大きい」という意味で、宮崎の果物が大きく実りますようにという願いを込めて選んだということです。

一方、河野知事からはフランスのコンクールで最高賞を受賞した柳田酒造の「青鹿毛」が贈られました。

(ティムラズ・レジャバ 駐日ジョージア大使)
「ジョージアのことをもっと近くに感じて頂けたんじゃないかと思います」
「(宮崎は)魅力が尽きないところだと思います」
「日本の方でも知らないようなところを自分なりに発見して、日本の方やジョージアの方に見てもらってジョージアと宮崎の交流につなげていけたらと思っています」

レジャバ大使は、今後も食を通じて交流し宮崎の魅力に触れたいと話していました。

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