番組表

2025年03月21日 18時46分
全国へ響く和太鼓 宮崎から2チームが全国大会に出場
23日、大分市で高校生以下の和太鼓演奏の全国大会が開催されます。
宮崎県内からは2チームが出場、全国の頂点を目指しています。
和太鼓の全国大会日本太鼓ジュニアコンクールに出場するのは、宮崎市の「橘太鼓『響座』ジュニア」と高鍋町の「舞鶴一座秋月鼓童」です。
大会を前に2チームは20日、合同練習を行いました。
(全九州太鼓連合 岩切邦光会長)
「所属は高鍋と宮崎で別だけど、私の息子が作曲して、全国大会前は切磋琢磨するのが恒例なんです」
九州の和太鼓演奏のレベルは高く、両チームは、去年全国2位と4位の成績を収めました。
今年の大会には海外2チームを含む45チームが出場、1チーム5分間で課題曲と自由曲を続けて演奏します。
今回宮崎市の響座ジュニアが演奏する自由曲は「Protean」。
(橘太鼓響座ジュニア 門口詞也さん)
「曲名には変幻自在という意味があります。曲の流れをいろいろな形に変化させる特徴があります。」
素晴らしい演奏の裏には、所属メンバー13人の並々ならぬ努力があります。
(橘太鼓 響座ジュニア 門口詞也さん)
「毎日(夜)8時から11時の練習、土日は朝練、平日は30分の朝練。楽しくみんなで音をあわせて演奏できるところがいいところだと思う」
一方、高鍋町の秋月鼓童が演奏するのは「格子越しの月」です。
(舞鶴一座 秋月鼓童 馬渡志桜さん)
「今回の曲は、最弱の音と最強の音の緩急の差をつけて、楽しんでもらえる曲になっています」
秋月鼓童の息の合った演奏は圧巻です。
(舞鶴一座 秋月鼓童 馬渡志桜さん)
「(今回で最後)私は8歳からやって10年目です」
「小さいころから一緒にやっているメンバーで、最後なのは寂しいですが、みんなで演奏できることを楽しみながら後悔が残らないような演奏をしたいです」
巧みなバチさばきで演奏を披露する両チーム。
これまでの練習成果を全国の大舞台にぶつけます。
(橘太鼓響座ジュニア 門口詞也さん)
「今まで練習してきたことを思い出して、みんなで全国一を目指してがんばりたい」
(舞鶴一座 秋月鼓童 馬渡志桜さん)
「1年間の練習の成果を出せるように、そして両方がいい賞がとれるようにがんばりたい」
「がんばるぞ!」