NOW ON AIR !

番組表
HOME ニュース

2025年03月24日 18時42分

「通勤が楽に」都城志布志道路が全線開通 串間市でも「暮らし」に変化

23日、宮崎県都城市と鹿児島県志布志市までを結ぶ都城志布志道路が全線で開通しました。
道路開通による変化は都城市だけではなく串間市でも「暮らしに」現れています。

都城志布志道路は、都城ICから鹿児島県志布志市の志布志港までを結ぶ、全長およそ44キロの無料の自動車専用道路です。
23日は、最後の未開通区間だった志布志ICから志布志港までの3.2キロが開通し、鹿児島県志布志市では開通式典が行われました。

全線の総事業費はおよそ1650億円。
1994年に計画路線として国の指定を受けて以来、国と宮崎県、鹿児島県が分担して整備を進め、およそ30年の歳月を経て全線開通を迎えました。

(鹿児島県 塩田康一知事)
「今後この地域の物流の拠点、あるいは医療・災害対応、色々な意味でこの道路は重要な道路になる」

都城ICから志布志ICまでの開通からおよそ1カ月。
隣接する志布志市が生活圏の一部となっている串間市で、街の人に開通効果を聞きました。

(都城市から)
「都城から志布志道路を通ってきました。すごくあっという間についたので便利だなと思いました」

(都城市から)
「開通してから初めて来て、意外と近いね、みたいな話をしていました」
「道の駅の海鮮丼がおいしいと聞いたので、それを食べて帰りたいと思います」

また、志布志市出身の男性は…

(志布志市出身)
「実は私の妻は人吉市(の出身)なんです」
「今はもうノンストップで志布志から高速道路(自動車専用道路)、都城市からまた高速道路だから、もうこれは最高に便利です」

多く聞こえてきたのは、移動時間の短縮を喜ぶ声。
国土交通省によりますと、都城ICから志布志港までの所要時間は、整備前のおよそ70分から38分に短縮されます。

(串間市民)
「夫が都城の職場で、私が志布志の職場なのでとてもありがたく思っています」

(記者)
「だいぶ通勤が楽になりましたね」

(串間市民)
「めちゃめちゃ楽になったと言っていた」

通勤アクセスの改善だけではなく、職場の選択肢の増加にもつながっています。

(都城市から串間市に通勤)
「志布志道路があったので、都城市から通える範囲かなと思い、串間市での仕事を選びました」
「志布志道路がなかったら通勤が山道になり、時間も1時間ぐらいは見ないといけなかったので、そう考えると選択肢に入らなかったです」

都城志布志道路の開通によって生まれた新たな人の流れ。

(都城市 池田宜永市長)
「まずは志布志道路が全線開通したということで本当にありがたいし、大いに活用していただければと思いますが、我々としてはそこで一休みではなく、10年後、20年後を見据えた取り組みをさらにやっていきたいと思います」

都城市の池田市長は日南市や鹿児島県曽於市を含めた交流の活発化を見通していました。

3月25日(火)

3月24日(月)

3月21日(金)

3月20日(木)

3月19日(水)

3月18日(火)

3月17日(月)

3月14日(金)

3月13日(木)

3月12日(水)

3月11日(火)

3月10日(月)

3月7日(金)

3月5日(水)

3月3日(月)

2月28日(金)

2月27日(木)

Top