番組表

2025年03月24日 18時46分
引っ越し時の住所変更手続きが簡単に マイナ免許証の運用開始
マイナンバーカードと運転免許証が一体化した「マイナ免許証」の運用が24日から始まりました。
宮崎市の運転免許センターでは、マイナ免許証の手続きを行うカウンターが設けられ、午前8時30分に受付が始まると免許更新に合わせてマイナ免許証を取得しようとする人たちが次々と訪れました。
マイナ免許証は、マイナンバーカードのICチップに免許証番号や有効期限などを記録するもので、マイナ免許証にすれば住所変更の手続きが今より簡単に済むなどのメリットがあります。
今後、免許証の持ち方は、従来の免許証のみ、マイナ免許証のみ、またはその両方の3つから選べます。
(マイナ免許証に切り替えた人)
「マイナンバーのみにしました。まあ一枚で済めば楽かなと思います」
「2つあっても面倒くさいから、(免許の)更新も近づいていましたので、この機会に一緒に同時にやろうと思って」
(県警運転免許課 高橋達也課長補佐)
「他方、紛失した場合はマイナンバーカードの再発行まで時間がかかったりだとか、外国で運転する場合は従来の免許証の携帯が引き続き必要な場合もありますので、その点についてはご注意いただくようお願いします」
マイナ免許証の手続きは、県内全ての運転免許センターと警察署で行えます。
24日、運用がスタートしたマイナ免許証、優良と一般のドライバーは免許更新講習を24時間好きな時間にオンラインで受けられます。
ただ、視力検査と写真撮影は従来通り免許センターや警察署で行う必要があります。
注意点はマイナ免許証を取得の時期です。
今年の秋までは、マイナンバーカードの有効期限がきて更新した場合、更新後のマイナンバーカードには、もういちど手続きをする必要があります。
保険証に続いて免許証もマイナンバーカードと一体化されましたが、しばらくは海外での利用など、従来の免許証の携帯が必要な場合もあるようです。