この春で休校となる串間市の秋山小学校で25日、最後の卒業式が行われました。

緊張した面持ちで入場したのは、秋山小学校の最後の卒業生3人。3人は、校長先生から卒業証書を受け取ったあと、両親にお礼の言葉を述べました。

（卒業生は）
「お父さんお母さん、6年間支えてくださり、ありがとうございました。中学校では部活と勉強を文武両道で頑張ります。これからも応援してください。」

卒業式の最後には、全員で校歌を歌い、6年間親しんできた学び舎に別れを告げました。

「我らが母校、秋山小」

（卒業生は）
「6年間過ごしてきた小学校なので寂しいところはあります。勉強や部活を中学生になってもしっかりがんばっていきたい。」

「秋山小学校を離れるのは寂しいですが、中学校で新しい友達を作るのが楽しみです。」

「フェンシングを習っているので、（将来は）フェンシングでオリンピックにいけたらうれしいです。」

秋山小学校は、今年度卒業する3人を含め全校児童が5人。来年度以降も入学者が見込めないことから、保護者や地域の要望を受けて3月末で休校となります。