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番組表

2025年03月25日 18時48分
JR日南線の沿線自治体が路線維持などを要望

JR日南線の路線維持や利用促進などを求めて、沿線の自治体がJR九州宮崎支社に要望書を提出しました。
この要望活動は、JR日南線の沿線4市でつくる協議会が毎年行っているもので、会長を務める串間市の島田市長などが、JR九州宮崎支社に要望書を提出しました。
JR九州は去年11月、日南線のあり方について沿線自治体などと協議する方針を示したことを受けて、要望書には、「地域住民の声や意向を尊重するとともに、沿線自治体と意見交換し、日南線を維持すること」など5項目が盛り込まれています。
(串間市 島田俊光市長)
「JR日南線は、我々にとって重要な生活路線であって、経済路線なので、維持存続してもらうために要望活動は続けていかなければならない。(住民説明会なども)今後、計画していかなければならない」
(JR九州宮崎支社 吉村一喜支社長)
「(あり方協議については)沿線自治体とどうやってやっていくのが一番良いのか相談していきたい。高校生の足の確保を(沿線自治体と)一緒にやっていきたい」
JR九州によりますと、日南線の油津・志布志間の昨年度1kmあたりの1日平均の乗客数は179人と、JR九州発足時の1987年度に比べ7割減少。赤字額も4億1800万円に上っています。