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2025年03月25日 18時47分

「世界陸連クラス2」に県内初の公認予定 宮崎県の新陸上競技場を公開 特徴は「観客とアスリートが近い」

みやざき国スポ・障スポの開催まであと2年です。都城市山之口町に完成した陸上競技場内にあるすべての施設が報道関係者に公開されました。

メインの陸上競技場「KUROKIRISTADIUM」は、アジア大会などが開催可能となる「世界陸連クラス2」に県内で初めて公認される予定で、県が約177億円をかけて整備しました。

2年後のみやざき国スポ・障スポでは、陸上競技のほか開・閉会式が行われる予定です。25日は、報道関係者に施設の内部が公開されました。

(秦萌)
「こちらは写真判定室です。この上にカメラが設置されています。そしてゴールの延長線上のこちらで写真判定を行うということです。」

競技場内には100mレーンや走り幅跳びなどのレーンまで揃った全天候型の屋内走路や、人工芝のウォーミングアップルームなども整備されています。

(秦萌)
「こちらは補助競技場のAKAKIRIFIELDです。背景には美しい山々があり、観戦するのも気持ちが良さそうです。」

AKAKIRIFIELDは補助競技場として都城市がおよそ26億4000万円かけて整備。国スポ・障スポ開催時は練習会場として使われる予定です。

(県国スポ・障スポ局施設調整課小野泰和課長補佐)
「観客とアスリートが近いところは他のスタジアムにない特徴なので、選手も観客も非常に盛り上がる施設になるのではないかと思っています」

これらの陸上競技場を含む「霧島スポーツランド都城」は、4月12日に供用開始。KUROKIRISTADIUMでは、オープニングセレモニーとスタジアムツアー、県の陸上競技記録会が行われる予定です。

また、5月3日には県内初開催となるラグビーリーグワン公式戦が行われます。県民は500円で、都城市民は無料で観戦できるということです。

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