宮崎市鏡洲の山火事は、通報から丸1日が経ちました。
火の勢いは弱まっていますが、まだ鎮火には至っていません。

（竹下凜アナウンサー）
「山火事の発生から一夜明けた今でも数カ所で白い煙が上がっていて、焦げ臭いにおいがしています」

県によりますと、宮崎市鏡洲の山火事現場では、26日午前6時ごろから消火活動が再開され、宮崎市消防局と消防団のメンバー合わせておよそ130人と自衛隊のヘリコプター4機が出動。

焼失面積は午前9時時点でおよそ50ヘクタールで、その後、火の勢いは弱まっているということですが、まだ鎮火には至っていません。

今のところけが人や建物への被害は確認されていません。

（近隣住民は）
「風が強いので飛び火しないか心配」
「早く鎮火してほしい。」

現場からおよそ1キロ離れた場所にある鏡洲小学校は、26日が修了式の予定でしたが、臨時休校となりました。

（鏡洲小学校　山元美保子教頭）
「子供たちの安全を考えると休校にせざるを得なかった。子供たちが元気に登校できることを願っています」

宮崎市は、鏡洲地区の一部70世帯を対象に避難指示を発令していて、午後2時時点で11人が避難所に身を寄せています。