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2025年03月28日 12時01分
築130年以上の古民家宿「かるかや」3月末で営業終了
宮崎県小林市にある築130年を超える古民家宿が3月で営業を終了します。2年後の国民スポーツ大会に向けて、カヌー競技などの施設に建て替えられます。
小林市須木のすきむらんど、小野湖畔にある「かるかや」は、民間事業者がえびの市や旧須木村などから古民家を移築し、1993年に宿泊施設としてオープンしました。
現在は、築130年を超える5棟を指定管理者が運営。昨年度は宿泊で847人、食事で3274人が利用し、趣ある安らぎの空間として親しまれてきました。
2027年に開催される国民スポーツ大会では、小野湖でカヌー競技とローイング競技が行われます。ボートやオールなどの調整やボートに乗り降りする場を確保するため、古民家5棟すべてが解体されることになりました。
(小林市商工観光課 片地洋平さん)
「今までご愛顧いただいた皆さまには大変お礼を申したいと思います。かるかやはなくなりますが、新たに代替施設を建てて須木地区の観光施設を作っていこうという計画ですので、またその時にはよろしくお願いいたします」
「かるかや」の営業は3月31日で終了し、7月末までに解体される予定だということです。