『アクサレディスゴルフトーナメントｉｎ宮崎』は30日に決勝ラウンドが行われ、プロ15年目の工藤遥加選手がツアー初優勝を飾りました。

大会最終日、ギャラリーの注目を集めたのは、プロ2年目の宮崎市出身の菅楓華。
6アンダー・トップタイからスタートした菅は、ショットが安定せずボギー先行の苦しいゴルフ。
チャンスが訪れたのは7番パー3、ラインをしっかり読み切りバーディー。
しかし菅は後半スコアを伸ばせず、トータル5アンダー・6位タイでフィニッシュ。地元でのツアー初優勝はなりませんでした。
（6位タイ　菅楓華選手）
「最終日は悔しい結果になってしまいましたが、最後まで多くの方々が応援してくれたのですごく幸せでした。」

そして最終日、スコアを伸ばしたのは工藤遥加。
5アンダー3位タイからスタートした工藤は、4番パー4バンカーからの第2打。
スーパーショットでバーディーを奪い勢いに乗りると、17番までにスコアを4つ伸ばします。
工藤は最終18番ホールもバーディーとしトータル10アンダー、悲願のツアー初優勝を飾りました。

（初優勝　工藤遥加選手）
「本当に長かったなと思います。一人では勝てなかったと思うので、家族も含めて自分を強くしてくれた人たちに感謝したいと思います。」

最終日の結果です。
2打差の2位には7つスコアを伸ばした小祝さくら、3位には河本結が入っています。