宮崎銀行では初任給が引き上げられ、過去15年で最も多い新入行員が新たなスタートを切りました。

今年度入行したのは87人で、多く採用されたバブル世代が定年退職したあとも人員のバランスを保てるよう、昨年度よりも16人多い採用となりました。

1日に入行した大卒総合職の初任給は26万円で、昨年度より4万5000円、およそ21％という大幅な引き上げとなりました。

（新入行員）
「元々入りたい思いはあったんですけど、初任給が上がったことで意思が強くなりました」
「自分を育ててもらった恩を返していきながら、自分も宮崎銀行の一員として宮崎の経済の発展に貢献したいです」

（瀬良有里奈アナウンサー）
「そして、宮崎銀行ではきょうから制服廃止に向けた取り組みが始まりました」

これは主に窓口業務にあたるおよそ800人が対象で、多様性を尊重する観点や従業員からの声があり、廃止となりました。
今年度は移行期間として制服と私服、どちらも着用できますが、来年度からはすべての行員が私服のスーツなどで業務にあたるということです。